中古マンションにおける角住戸

中古マンションや賃貸マンションを選ぶときには、日当たりや明るさは大きなポイントになります。一戸建て住宅の場合と違い、中古マンションや賃貸マンションにおいては、その建物のすべての部屋が全く同じ日当たり条件や風通りをしているわけではありません。部屋のある向きによっては昼間にほとんど日当たりがないといった部屋も、都会などでは珍しくありません。そのため、中古マンションや賃貸マンションを選ぶときには必ず一度は現物を見に行くようにし、周囲の環境や日当たりの状況を確認しておくようにしましょう。
中古マンションや賃貸マンションで日当たりのよい部屋を選ぶときのコツは、バルコニーがあるところを選ぶということです。中でもバルコニーの長さが8メートル以上になる部屋は「ワイドスパン」と呼ばれており、全体的に日当たりが良好で開放感のある住まいであるようです。
中古マンション・賃貸マンションの中には、建物の住人全員に配慮する形で、南向きに部屋が集まるような間取りを取り入れていることもあります。ただし、ちゅういが必要なのが、ワイドスパンのような間取りの場合は、広いスペースを維持するために柱や梁が太めになっていることが多いと言う点です。場合によってはこの柱や梁の存在感が圧迫感になってしまうこともあるので注意が必要です。
バルコニーに部屋が面していると、2面採光が可能となるので、大変日当たりの良い部屋になります。間取りや方向を考慮し部屋を選びましょう。